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金属アレルギーについて2

1の続きです。



金属アレルギーは治療できるのか

体内に異物が認識されて、次の侵入を防ぐために記憶されることを感作と呼びます。残念ながら、一度その「感作」をされると、金属アレルギーは、ほとんど一生と言っもいい程、長い期間持続してしまいます。
体内には、本来存在してはいけない物質に侵入を拒否して免疫反応をおこさせるという働きを持っています。それなのに、感作されてしまうと、わずか少量の原因物質(アレルギーを起こす金属)と接触するだけでも炎症を起こしてしまうのです。


アレルギーを起こす金属

家庭用品等によく使用されている金属製品のほとんどが、色合いや見栄えを良くするため、耐腐食性を持たせるために、メッキという多種金属の表面加工が施されています。アクセサリーに使用されている金属のほとんどが、合金を使用したり、その上にメッキを施しているのです。そして、種類に関係なくどんな金属でもアレルギーを引き出してしまう可能性があるのです。
そして、アレルギー性接触皮膚炎の原因の第一位になっているのが、低品度とされる金属のニッケルなのです。私たちの汗の中からでる塩素イオンは、ニッケルを溶かす作用が比較的とても高く、今までニッケル・アレルギーにかかった人は少量の汗をかいただけで、ニッケル製品を身につけすぐに皮膚炎を起こしてしまいます。

今後、予防するためにも、金属アレルギーを起こしやすい金属を高い順にご紹介します。

まずは先程の「ニッケル」

そして、「コバルト/クロム」

「亜鉛/マンガン/銅」

「銀/プラチナ/パラジウム/金」

「チタン」の順になっています。

最後のチタンは医療移植にも使用される位、肌に優しい素材と言えます。金やプラチナを敬遠していた敏感肌の人にも肌に直接使用できるありがたい、アレルギーフリーの素材です。


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Last update:2024/1/9

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